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はじめまして。
未来@パニック障害を克服! です。
約10年間の闘病生活の末、パニック障害を克服しました!
今現在は、薬なし!・通院なし!・発作なし!で約16年暮らしています。
こちらのブログでは、
闘病生活で役立った情報を紹介しています。
また、
パニック発作が怖くて怖くて、
予期不安で1年半、家から1歩も出られなかった私が、
パニック障害を克服して、
約16年、薬なし!発作なし!予期不安なし!に到達するまでのすべて
をお話したパニック障害闘病記を公開しています。
ぜひ!一度お読み下さい。
パニック障害闘病記
私事ですが、妊娠9か月となりました。
里帰り出産のため、実家に帰省することになります。
毎日更新を目標に運営してきたブログですが、体調的にも少し難しくなってきましたので、
生活が落ち着くまで週1更新(毎週月曜18時)とさせて頂きます。
時間のある時は、臨時更新をするかもしれません。
また、メルマガでは、ブログでは紹介しきれない情報・より深い情報・リアルタイムな情報を配信しています。
メルマガのほうがブログより更新が簡単なので、
これからは、まずメルマガでお話して、時間のある時にブログにまとめる形となりますので、
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引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
妊娠を公表してから、赤ちゃんを希望されているパニック障害の方から質問を頂くことが増えました。
妊娠について、私が考えたことを書きたいと思います。
まず、私がパニック障害を発症したのは19歳・浪人生だった頃です。
その後、重症化しまして、初めて心療内科に行き診断されたのが23歳の春。
そこから、心療内科と精神薬とのお付き合いが始まりました。
最初は、パニック発作が辛くて、日常的な体の不調が辛くて、予期不安が辛くて・・・とにかく、この辛さから逃れたい!と思っていましたから、薬を服用することには何のためらいもありませんでした。
薬の知識もまったくありませんでしたし、薬を飲めば治る!と信じていたということもあります。
月経前症候群の症状もありましたので、産婦人科にも通い漢方薬を飲んだりもしていたのですが、月経面で不調があると妊娠が難しいのでは?などという発想は、まったくありませんでした。
まだ若かったんだと思います。
妊娠・出産・女性の体というものを、あまりよく理解していませんでした。
その後、25歳くらいになった頃でしょうか。
やはり女性ですので、結婚・妊娠ということを考えるようになりました。
この精神薬を飲んでいて、もし妊娠した場合、赤ちゃんに影響はないのだろうか?
その頃はSSRIを飲んでいたのですが、飲んでいる感覚としてかなり強い薬ではないのかな?と思っていました。
こうした薬を飲んでいて、果たして、赤ちゃんに本当に影響はないのか?
処方していた医師と産婦人科の医師に質問してみました。
二人共、明確な答えは得られませんでしたが、
精神科の医師からは、「30歳までは出産は無理でしょう。今の状態では、育てられませんよ。母子心中とかしちゃう可能性がありますからね」
産婦人科の医師からは、「妊娠よりも、出産後に自分が子育てができる状態かどうかを考えてみたら」
と言われました。
今、こうして書くと、ずいぶんキツイことを言うなぁ~と思いますが、
当時の自分の状態を思い出すと、至極まっとうなことをおっしゃっていたと思います。
その後さまざまなことを経験して、妊娠とは関係なく、もう薬を飲むのはやめよう!と決意し薬を止めた私ですが、服用するのを止めてからも、体から抜けていないのではないか?という不安が心の中にありました。
100%素人の、ただの自分の感覚なのですが、SSRIパキシルとルボックスがかなり強い薬だったのではないか?と思うんです。
薬学など専門知識はありませんから、専門的には、このくらいの期間服用していなければ薬の影響はないなどというデータがあるのでしょうが、なんとなく自分としては安心ができませんでした。
また、薬なし・通院なし・パニック発作なしで約8年になるとは言いましても、おととし(2011年)まで、まだまだ日常的に体調が悪く、寝ている時も多かったですし、電車やバス・人込みも極力避けていました。
昨年(2012年)の5月に、久しぶりの友人と再会したのですが、その時も私の体調を気づかってもらい家の近くで食事をしたりしましたから、1年前の段階でも、まだ万全ではなかったと思います。
妊娠・出産・子育てに対する自信はまったくなく、このまま自分は子供は持てないかもしれないな・・・と昨年(2012年)の5月の段階では思っていましたし、夫もそれでいいと理解を示してくれていました。
今回の妊娠は100%計画的ですので、昨年(2012年)の夏、突然自信が湧いてきたということになりますが、はっきりした理由はありません。
ただ、ふと、「もう大丈夫だろう!」と思ったんです。
パニック障害に関してもそうですが、いつ電車に乗れるようになったのか?とか、なぜ大丈夫と思ったのか?と質問をたくさんされますが、はっきりした理由ってないんですよね。
強いていえば、タイミング。
ある時、ふと、「大丈夫だな。」と思うんです。
質問を下さる方にもそう答えていますが、
その時(自分のタイミング)が来るまでは、薬に頼りたかったら頼れば良いと思いますし、電車に乗れないなら乗らなければ良いと思います。
ただ、そこに至るまでに、日常的にいろいろと健康や妊娠に向けて出来ることはやっておいたほうが良いと思います。
私は、半身浴を数年間毎日続けて体の中から毒素を排出するように努めましたし、食について勉強し、化学物質は極力摂取しないように食材の選定にもかなり気を使いました。
整体にも通いましたし、アロマ・自律神経・パニック障害・精神薬についても勉強しました。
きっと、そうした毎日の努力が自分の中で積み重なって、ある日突然「大丈夫!」という自信となり心の中から湧いてくるのだと思います。
パニック障害の克服も妊娠も健康体を手に入れることが基本だと思いますので、健康になるためにやるべきことを日々やれば良いと思います。
具体的な内容は、こちらのブログで少しずつご紹介したいと思います。
先日、
「薬を飲んでも副作用もなくパニック発作もおさまったのですが、いろいろ調べたあげくやっぱり薬は飲みたくない!
夜2錠ほどの処方ですが、4日間ほど飲むのを止めたら、動悸やめまいがし具合が悪くなりました。
薬を飲むことに罪悪感があるのですが、どうしたら断薬できるでしょうか?」
というご相談を頂きました。
いつもお答えは同じになりますが、
薬について私は専門家ではないので、その薬を処方している医師に質問するのが良いと思います。
ですので、今回は、薬について私が思うことを書きたいと思います。
まず、この方は、副作用もなくパニック発作がおさまったということですから、自分に合った薬を処方されたのだと思います。
私が薬は止めたほうが良い!とか薬は要注意だ!と言うのは、あくまでも副作用が激しい場合と医師が信用できない場合の話であり、信用できる医師に症状が良くなる薬を処方してもらえるのなら、そんなに薬=悪と思う必要はないと思います。
ただ、信用できる医師と自分に合う薬に出会うことがものすごく難しいのが精神医療の難しさでして・・・。
また、薬を飲んで具合が悪くなったとしても、それが副作用なのか病気が悪化したのかわからない。
病気が悪化したと医師が判断すれば、益々薬が増えていき、どんどん具合が悪くなる。
これが、ものすごく危険だと私は思っています。
ですので、薬を飲むことで調子良く過ごせているのなら、無理して薬を止める必要はないと思うのですが、いろいろと情報を見ていると怖くなってしまうとは思います。
私が薬を止めた時は、「この薬は飲まなくてはいけませんか?」と、一応医師に相談しました。
そしたら医師が、
「自分で調節すれば良いですよ。1日おきに飲んだり、1錠を半分に割って飲んだり」
と言ったので、
朝・夕・寝る前と処方されていた薬を、寝る前だけにしてみたり、1日おきにしてみたり、半分にしてみたりしました。
そのうち、そんなことをするのが面倒になって、いっきに止めてしまったのですが、
やはり、急激な不調を経験せずに止めるには少しずつやったほうが良いと思います。
薬を飲むのも薬を止めるのも、結局は、快適に暮らしたい!という理由からですよね。
健康に、元気に、不調なく暮らしたい!から病院に行って、薬も頂いているわけです。
薬=100%悪 と思い込むのは、少し違うかな?と思ったりもします。
私も、基本的には薬は極力飲まないで生活していますが、やはり、飲まなくてはならない時は飲みますよ。
薬というものは、その是非についてそんなに固執するものではなくて、自分の生活をより豊かにするための1つの手段にすぎないと思います。
先日、Twitterのフォロワーさんから、
「薬は飲みたくないのですが、何からするべきでしょうか?」
という質問を頂きました。
かなり詳しくお返事をしたので、こちらにもまとめたいと思います。
まず、
パニック障害は、心の病ではなく脳機能障害だという説があります。
セロトニンやノルアドレナリンといった脳内神経伝達物質の量や質がバランスを崩すことによって発症すると言われています。
SSRIという新型抗うつ薬のパキシルがパニック障害に適応すると言われていて、精神科や心療内科に行くと、パキシルを処方される方が多いようです。
従来のベンゾジアゼピン系抗不安薬を処方される方もいます。
その他の療法としては、認知行動療法が効果があると言われています。
これらをふまえた上で、
それでも薬は飲みたくない!という方に、私の闘病経験からのアドバイスをご紹介させて頂きます。
まず、外出時、電車・人込み・歯医者など、パニック発作が起きやすい場所に行く場合は、レスキューレメディまたはアロマの精油をハンカチに1滴垂らして携帯します。
パニック発作が起きそうになった時、それらを使用して発作を落ち着かせます。
アロマ精油は、私のおすすめはラベンダーとオレンジですが、人により合う・合わないがありますので、アロマのお店で店員さんに相談したり実際に香りを嗅いで自分に合う香りを見つけると良いでしょう。
・不安感が強い時におすすめの精油は・・・ベルガモット・クラリセージ・ネロリ・オレンジ・サンダルウッド・イランイラン・シダーウッド・ゼラニウム・フランキンセンス・ラベンダー
また、手軽にできるものとして爪もみ療法というものがありますので、小指の爪の先をマッサージし副交感神経を優位にします。
(パニック発作は交感神経が優位になることで起きるため)
これらについて、詳しい説明はこちら→電車に乗る時・歯医者に行く時・パニック発作が起きそうな時におすすめグッズ
また、日常的に体と心を整える方法としては、
・日光に当たる。
・ウォーキングをする。
・食生活に気をつける。
・発酵食品を食べる。コーヒー、白砂糖は止める。
・化学物質の摂取に気をつける。
・入浴を心がける。
・精神薬以外の薬もなるべく服用しないようにする。
・自然に触れる(森林浴など)
・陰気な人、マイナス思考の人に近づかない。
・パニック発作が起きた時のことではなく、大丈夫だった時のことを意識的に思い出す。
・人間は、いつかは必ず死ぬと腹をくくる。
などなど。
1番のおすすめは、食生活の改善です。
私たちの体は私たちが食べたもので出来ています。
それは、脳も同じです。
パニック発作が辛いと、どうしても、この辛い発作をどうにかしよう!という方向に気持ちが行くと思うので、とりあえず薬で・・・となると思いますが、
抜本的に治したいのなら、日常的に様々なことに取り組むしかないと思います。
時間はかかると思いますが、少しずつ効果は出てくると思います。
詳しい内容や理由に関しては、またこちらのブログで記事を書きたいと思います。
■内容■
パニック障害とPTSDの治療と回復への道すじをわかりやすく解説。
自分でできるメンタルケア・体験集もあり。
感想
パニック障害に関して、1冊持っていると便利
パニック障害・PTSDの基本的な説明から診断・薬による治療・精神療法・自分でできるメンタルケア・家族として・回復までの体験集がまとめられています。
「パニック障害は治る」「パニック障害は疲労病」という主旨で、とてもわかりやすく解説してくれています。
総合得点
80点
パニック障害の方へ。
説明もわかりやすいですし、イラストや図が優しく、心が癒される本です。
パニック障害と闘うには、まずは病気の基本的な知識が必要です。
自分でできるメンタルケアもたくさん紹介されていますので、闘病に役立つ本となるでしょう。
おすすめの方
・パニック障害の方
・PTSDの方
・ご家族にパニック障害の人がいる方
詳細はこちら
よくわかるパニック障害・PTSD [ 貝谷久宣 ]