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はじめまして。
未来@パニック障害を克服! です。
約10年間の闘病生活の末、パニック障害を克服しました!
今現在は、薬なし!・通院なし!・発作なし!で約16年暮らしています。
こちらのブログでは、
闘病生活で役立った情報を紹介しています。
また、
パニック発作が怖くて怖くて、
予期不安で1年半、家から1歩も出られなかった私が、
パニック障害を克服して、
約16年、薬なし!発作なし!予期不安なし!に到達するまでのすべて
をお話したパニック障害闘病記を公開しています。
ぜひ!一度お読み下さい。
パニック障害闘病記
■内容■
最近になって、PMS(月経前症候群)だと思われていた人の一部に、月経前にうつ病のような重い精神症状を起こす方がいることがわかりました。
月経前不快気分障害(PMDD)についての本。
感想
基礎知識から、どうしたら信頼できる医師が探せるか?まで
PMS(月経前症候群)はよく知られていると思いますが、もっと重い精神症状が現れるPMDD(月経前不快気分障害)に関する本です。
医師にもまだあまり知られていないそうで、他の病気(うつ病・躁うつ病・パニック障害・統合失調症など)と間違えられていることも多いそうです。
総合得点
90点
月経前の不調に悩まされている女性へ。
月経前不快気分障害(PMDD)の基本的な説明・月経前症候群(PMS)うつ病との違い・治療法・Q&A・婦人科に行くべきか?精神科に行くべきか?
著者はパニック障害についての本も書いています。
おすすめの方
・月経前の不調に悩まされている女性
・PMS(月経前症候群)の方
・月経前にうつ病のような状態になる方
・パニック障害の方
・うつ病の方
詳細はこちら
月経の前だけうつ病になってしまう女性たち [ 山田和男 ]
パニック障害を克服して約8年。
多い時期は、1日50錠以上の薬を服用していた私ですが、薬を止めて約8年になります。
今は発作が起こることもありませんし、予期不安もありません。
電車をホームで待っている時に、ふと、大丈夫だろうか・・・と思うことはありますが、発作は起きないのですぐ忘れてしまいます。
パニック障害が治った後も自律神経失調症の症状はあり、昼夜が逆転してしまっていたり不定愁訴のような体調不良はありますが、それらもだいぶ良くなりました。
24時間365日悩まされた吐き気も、ここ1年でまったくなくなり、実に健康に暮らしています。
そんな私が、唯一悩まされているのは・・・・・・背中の痛み。
毎日ではないですが、頻繁に背中が痛くなります。
その都度、いろいろと調べてみたりするのですが、自分ではどれがあてはまるのかわかりません。
背中には背骨に沿って交感神経が通っているそうで、パニック障害は交感神経の緊張が招くものですから、やはり交感神経が緊張しているのかな?
私は少し猫背ぎみなところがあるので、背骨に負担がかかっているのだろうか?
いろいろと考えてみたのですが、あまりピンとくるものがありません。
先日、急性胃炎になったことで、胃炎と背中の痛みについて調べてみました。
薬の長期服用者には背中が痛い人がいるという情報がありました。
長期間薬を服用していたことにより胃に負担がかかり、それで背中が痛くなるようです。
背中の痛みは胃が悪い場合があるそうで・・・。
パニック障害が治った後も背中だけが痛いと思っていましたが、もしかしたら、胃だけがまだ健康ではないのかもしれません。
一つの症状でも、さまざまな角度から考えてみることが大事ですね。
次回は、5月6日(月)18時更新です。
パニック障害についての統計というと、いろいろなものがあると思いますが、
先日読んだ本の中で、興味深い統計があったのでご紹介します。
アメリカの精神科医キャロル・W・バーマンという方のパニック障害100のQ&Aという本なのですが、
長年、精神科医としてパニック障害の患者さんを治療してきた著者が、パニック障害に関わる100の質問に答えるという形の本です。
パニック障害に関する基本的な知識・診断・病因・病気の経過・対処法などなど、アメリカと日本の違いはありますが、精神薬についてもいろいろな質問に答えてくれています。
その中で、
・年間に人口の30~40%は、パニック発作を起こす。
・パニック障害の生涯有病率は、およそ3.5%。
・パニック障害の多くは広場恐怖を経験する。
・正しい治療を受ければ、1ヶ月かそれ以内にパニック発作が消える確率が90%。
という内容がありました。
著者の出した統計だと思いますが、
年間に30~40%がパニック発作を起こすのに、生涯有病率は3.5%というのは、
パニック発作が起きても、それほど気にせずにそのまま通常の生活を送れる人もたくさんいるということです。
では、なぜ、パニック発作からパニック障害になってしまうか?というと、
広場恐怖を多くの方が経験するため、予期不安(またパニック発作が起きたらどうしよう・・・という不安)が起きて、悪循環が始まります。
*広場恐怖=パニック発作が起こりそうな場所・状況への恐怖。パニック発作が起こった場合、逃げるのが困難な場所・状況への恐怖。
ただ、この著者が言うには、
正しい治療を受ければ、1ヶ月かそれ以内にパニック発作が消える確率が90%だそうで、
これは少し驚きと言いますか、少し違うようにも思います。
常々私は、パニック障害で1番厄介なことは重症化することだと思っています。
もしパニック発作が起きたとしても、その症状を怖がらず、また起きたらどうしよう・・・なんて考えずに流すことができたら、それは、ただの体調不良です。
やはり1番厄介なのは、また起きたらどうしよう・・・という予期不安であり、家にいる時も不安を感じるようになってしまうと、ものすごいストレスですから、益々悪化していってしまいます。
そうして悪化してしまった方が、生涯有病率のおよそ3.5%の方々で、
おそらく、治療を受けていても、1ヶ月やそれ以内では治っていないと思います。
私は以前住んでいた地域で「パニック障害治療の第一人者」という医師の元に通っていた時期もあり、パニック障害に効くと言われているパキシルを投与されていた時期もありましたが、約1年通っても、まったく良くなりませんでした。
統計というのはあくまでも統計であり、
パニック障害という病名は共通かもしれませんが、各々が抱えているストレスや環境、心の強さや体の強さは人それぞれですから、
やはり、各自が自分の体と心を治す!という意識が大事だと思います。
パニック障害100のQ&A レビュー
■内容■
精神科医の著者が、なるべく専門用語を使わずに診断・病因・病気の経過・対処戦略や治療など、すべての質問に答える。
感想
パニック障害のすべての質問に答えています。
パニック障害という病気の基本的な知識から、治療、実践まで、幅広い質問に答えています。
面と向かって医師には聞きづらい質問なども・・・。
例)子供のときにいじめを受けました。大人になった今、これがパニック発作の原因になっていますか?
総合得点
98点
パニック障害の方には、本当におすすめ。
薬については、アメリカと日本の違いがありますが、かなり詳しい解説が書かれています。
おすすめの方
・パニック障害の方
・家族がパニック障害で苦しんでいる方
・パニック障害で苦しんでいる大切な方を理解したい方
詳細はこちら
パニック障害100のQ&A [ キャロル・W.バーマン ]
先日、急性胃炎になりました。
あまりの激痛に夕方救急病院に行ったのですが、胃炎とのことで3日間の絶食指示と薬を処方されて帰ってきました。
確かに、数日前から胃がなんとなく痛く、気づくと手でさすっているというかんじではあったのですが、あんな激痛は初めてで、かなり驚きました。
と共に、体の奥底に沈んでいた怒りの感情が燃えているなぁ~という感覚がしました。
パニック障害という病気を通して私が学んだことに、身体の声を聞く!ということがあります。
パニック障害になったばかりの頃は、その症状(吐き気・めまい・動悸・息苦しさなど)にばかり気がいってしまい、苦しい!苦しい!怖い!怖い!と、そうした気持ちしか湧いてはきませんでした。
闘病生活を送る中で「身体の声を聞く」という考え方と出会い、体が発するさまざまな症状は過去のトラウマだったり過去の痛みだったりするということを知りました。
そうした視点で体の症状と向き合っていると、確かに思い当たる過去の記憶が浮上してきます。
本当は辛かったのに言葉にできなかった思いや、本当は泣きたかったのに意地を張ってしまったこと。
今、体が発している症状は、過去の自分が我慢した思いではないだろうか?
そうした視点を持つようになってから、今の自分が、過去の自分を癒すことができるようになりました。
今回は、怒りです。
数ヶ月前から、肌がものすごく荒れてしまっていたのですが、こちらも、過去の怒りが表出しているんだな~と思っていました。
少し前は、怒りの感情が湧いてきたので、枕を叩いてみたり・一人の時に暴言を吐いてみたりしていました。
で、最後が、胃炎だったと思います。
怒りの詳細は書きませんが過去のある出来事に対しての怒りで、自分の中で解決していない・相手に伝えていない・自分の中にわだかまりが残っている、そうした怒りです。
今回胃炎になり、激痛を味わったことにより、そんなことどうでもいいっか!と思うようになりました。
怒りが発散されてしまったようです。
体の痛みに目を向けて、これはいつの痛みだろう・・・?と痛みと対峙しながら会話すると、また違った視点から何かを得ることができるかもしれません。