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はじめまして。
未来@パニック障害を克服! です。
約10年間の闘病生活の末、パニック障害を克服しました!
今現在は、薬なし!・通院なし!・発作なし!で約16年暮らしています。
こちらのブログでは、
闘病生活で役立った情報を紹介しています。
また、
パニック発作が怖くて怖くて、
予期不安で1年半、家から1歩も出られなかった私が、
パニック障害を克服して、
約16年、薬なし!発作なし!予期不安なし!に到達するまでのすべて
をお話したパニック障害闘病記を公開しています。
ぜひ!一度お読み下さい。
パニック障害闘病記
基本的に、心の問題を考える時、私はコップを思い浮かべます。
心の中にコップがあるとします。
そのコップの中に入っている水が愛情です。
100ccのコップとして、
80cc入っていれば、元気に明るく前向きに暮らせます。
60ccくらいだと、少し精神的にアンバランスになっているかもしれません。でも、まだ頑張れます。
40ccになると、体調が悪くなります。考え方は後ろ向き、マイナス思考になります。
20ccになると、自殺を考え始めます。
私たちは、心のコップの中の水を分け与えながら生きています。
こんにちは!と笑顔で挨拶する時、自分のコップの水を少しだけ相手に分け注いでいます。
相手がこんにちは!と返してくれた時、相手からコップの水を少しだけもらうことができます。
このバランスがとれていれば、コップの中の水が枯渇することはないと思いますが、世の中には人のコップの水を奪うだけの人間がいます。
基本的に、誰からも愛されなかった人間というのはこの世に存在しないと私は思います。
もし、本当に誰からも愛されなかった(誰からもコップに水を貰えなかった)としたら、今日まで生きてこれなかったと思うのです。
赤ちゃんの頃世話をしてくれた人をはじめとして、たくさんの人達から心のコップに水を貰ったはずなのです。
では、なぜ、自分は誰からも愛されてはいない・・・と考えてしまうのか。
それは、人の心のコップから大量に水を盗む人がいるからではないか?と私は思います。
いますよね、そういう人。
もちろん、その人の心のコップも水は枯渇していますから、その人も必死です。
残量によって必要とする量が違いますから、残量70ccの人は少し休んで友達や家族と馬鹿話でもすればすぐに80ccになるかもしれませんが、残量20ccの人は大変です。
100人から貰った愛情が、たった一人からのいじめで消えてしまう時。
それは、ものすごく愛情に飢えた人に、心のコップの中の水を大量に盗まれた時かもしれません。
一生懸命働いてお金を稼いだとしても、横から根こそぎ盗んでいく人がいたら・・・お金はなくなって、自分も困窮してしまいますよね。
あなたの心のコップの水が減ってしまっているのは、自分で使っているからですか?
それとも・・・・・・。
次回は、5月13日(月)18時更新です。
Twitterやブログでコメントを下さる方で、
精神薬を飲んでいる自分を責めている方が、時々いらっしゃいます。
「早く、薬を飲まなくても良いようになりたい!」とか、「早く、薬を止めたい!」という気持ちはわかりますが、
「また薬が増えてしまいました・・・」とか、「毎食後、飲んでいます・・・」とか、
薬が増えたこと・薬を飲んでいることをマイナスに捉えているといいますか、なんとなく悪いことのように感じているのかな?と思う時があります。
処方されている以上に大量に精神薬を飲んでしまったり、過度に薬に依存してしまうのはあまりおすすめできませんが、
普通に処方されている通りに飲んでいる分には、
そんなに自分を責めなくても良いのではないかなぁ~。と思ったりします。
そういう私も、なるべく薬は飲まないようにしたほうが良い!なんてブログで言っていますから、薬を服用している方を責めているように感じる方もいらっしゃると思います。
(実際、時々反論など頂きますし・・・)
ただ、今、飲まなくてはならない状態なのに、その今の状態を責めたりマイナスに考えるのは、精神衛生上あまりよくありません。
嫌だ、嫌だと思いながら飲むよりも、
これを飲むことでよりよい生活を送ろう!と思うほうが、体に与える影響もプラスになるのでは?なんて思います。
ただ、何度も言いますが、私が経験して思うことは、
・病気の症状なのか薬の副作用なのか、よくわからない場合がある。
・薬を服用したことで、悪化したのではないか?と考えられるような場合がある。
・同じ症状でも、もっと軽い薬を処方する医師もいる。
こうした場合があるので、ただ盲目的に服用するのではなくて、
ある程度自分で知識をつけて、自分で判断したほうが良いでしょう。
信頼できる医師を見つけることも、結局は自分の判断ですよね。
私も一時期は、1日に50錠以上精神薬を服用していた時期がありました。
今はまったく服用していませんが、
50錠以上から、いっきに0錠になったわけではなく、段階的に少しずつ少しずつ良くなってきましたから、
今、薬を服用している自分を責めたりしないで、少しずつ量が減るように、少しずつ軽い薬に変わるように、
そして、最終的には、頓服を目指したら良いのではないでしょうか?
頓服で大丈夫な状態になったら、パニック障害は克服したようなものだと思います。
自分で判断して、必要な時だけ薬の力を借りれば良いわけですから。
精神薬=悪 とか、薬を飲んでいる自分はダメだ・・・とか思う必要はまったくありません。
パニック障害は、脳の神経伝達物質のバランスが崩れることで発症すると言われています。
交感神経が過剰に優位になることも原因のひとつです。
また、首が凝っていて、神経がつまっていることが原因という説もあります。
今日は、もう一つ。
パニック障害は腸が原因だった!というお話をしたいと思います。
最近は「腸は第二の脳」などと言って、腸の重要性が言われていますよね。
血液でさえも、腸で造られるなどという説もあるようです。
腸は、私たちが食べたものを吸収する部位ですから、
重要であることは確かです。
腸が綺麗で、私たちが食べたものがそのまま吸収されれば、
良質な栄養が血液となって、全身を回りますが、
腸の中が汚くて溜まっていれば、
私たちが食べたものの吸収も悪くなりますし、
何より、腐敗した栄養が血液となって、全身を回ってしまいます。
脳も、体の一部ですから、血液で動いていることを考えると、
良質な血液を脳に送ってあげるのが、脳の健康にとって1番良いことでしょう。
そうした観点から、便秘の解消というのはとても大切な問題です。
苦しくなるくらいの便秘は、誰しもが解消しなくては!と思うと思いますが、
ちょっとの便秘、それも慢性化してしまうと、
ま、いつものことだし。と放置してしまう方もいるのではないでしょうか。
便秘は万病の元です。
腸を綺麗にすることは、血液を綺麗にすることですから、
肌も綺麗になりますし、脳に良質な血液が回れば精神状態も良くなります。
人それぞれ、合う・合わないはあると思いますが、
私は、便秘対策として、
・バナナ
・プルーン
・セロリ
・リンゴ
などを食べるようにしています。
最近便秘がちだな・・・と思ったら、セロリ。
バナナは毎朝、食べるようにしています。
「パニック障害、うつ病は腸のバイ菌が原因」
という本があるのですが、近くの図書館にないんですよね。。。
近いうちに取り寄せて、また皆さんにご紹介したいと思います。
対症療法(薬物療法)だけではなく、
いろいろな角度から、自分の不調を考えることは大事です。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず という言葉がありますが、
敵の実力を見極め、己の実力を客観的に判断して敵と戦えば、100戦したところで、危機に陥るようなことはない。
という意味だそうです。
これを、パニック障害の闘病に置き換えると、
パニック障害という病気を知り、自分の体・心というものを知れば、100回発作が起きたところで、怖がることはない。
そんな風に置き換えることができると思います。
パニック発作は、どうして起きるのか?
パニック障害に有効と言われている療法は何ですか?
パニック障害の方が摂取しないほうが良いと言われているものは何ですか?
今服用している薬には、どのような副作用があると言われていますか?
これらの質問に、すぐに答えることはできますか?
私は素人だからわかりません。では、済まされません。
なぜかと言えば、
パニック障害と闘うのはあなた!だからです。
パニック障害になっているのは、あなたの体です。
パニック発作が怖いと思うのは、あなたの心です。
医師・カウンセラー・精神薬は、あくまでも補助役。
パニック障害と闘うあなたを手助けしてくれるものです。
まずは、知識の習得に励みましょう!
突然、めまい・吐き気・動悸・発汗・死ぬかもしれないという恐怖に襲われたときは、本当に怖かったことでしょう。
これは一体何だろう?
自分はどうなってしまうんだろうか?
どこか体でも悪いのだろうか?
でも、それが「パニック発作」というものだと知ってからは、少しだけ怖さは減っているはずです。
そして、パニック発作というものが交感神経が過剰に優位になることで生じるということを知れば、
これまた少しだけ、恐怖は減るはずです。
どこか体が悪いわけではない。
死ぬわけではない。とわかりますからね。
そして、交感神経が優位になるということは、自律神経のバランスをとれば良いということがわかれば、
少しずつ、自分がやるべきこともわかってきます。
ただただ突然の発作に怯えていた頃とは、心持ちが全然違います。
こうした基本的な努力をしないで、ただ早く治りたい!早く楽になりたい!と思っていても、なかなか良くはなりません。
パニック障害という病気を知ること。
自分の体と心という仕組みを知ること。
これらは、パニック障害と闘う上で、最低限必要なことだと思います。
パニック発作が起きた時、救急車を呼んでしまったことがある人はいるのではないでしょうか?
私は2回ほどあるのですが、
嘔吐恐怖の中、吐いてしまって、頭が真っ白になってパニックになった時と、書店の喫茶店でコーヒーを飲んだらパニック発作が起きてトイレの前で倒れ込んで痙攣にように震えてしまった時です。
運ぶベッド(名前がわかりません。すみません)みたいのに縛られて、震えないように、落ち着くようにと自分に言い聞かせるのですが、ブルブルガクガクしてしまって、発狂にはならないのですが発狂しそうな状態といいますか、よくわからない状態になってしまいました。
ただ、4軒目に通っていた総合病院の精神科の医師がその地域でのパニック障害の第一人者だったのですが、救急車は絶対に呼ばないように!という方針だったので、なるべく呼ばないように頑張りました。
救急車で運ばれるのもたいていその総合病院なので、後で怒られてもイヤだな・・・と思いまして。
パニック障害は発作の激しさに比べ、絶対に死ぬことはないと言われています。
動悸や不整脈があると怖いと思いますが、病院で検査をして心臓に異常なしと言われたのなら、やはりパニック発作で死ぬことはないと思います。
そうしたら、救急車は呼ばない!と決めて頑張ってみるという方法もあるかなと思います。
もちろん、本当の体調不良で死んでしまったら困りますから、自分で判断しなくてはなりませんが、
パニック発作で救急車を呼ぶ必要はないのかなと思ったりもします。
経験者としては、あのパニック発作の恐ろしさというのは十分理解していますので、絶対に呼ぶべきではない!とは私は言えません。
ただ、本当にパニック発作を克服したいのなら、やはり自分の力で克服するしかないと思いますので、救急車を呼べば安心するという状態では、やはり克服には遠いです。
あの恐ろしいパニック発作を一人で切り抜けた!という自信が、パニック発作なんて怖くない!という状態に導いてくれるのだと思います。
絶対に救急車は呼ぶな!とは言いませんが、
呼ばないで頑張ろう!くらいの心構えは大切だと思います。