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はじめまして。
未来@パニック障害を克服! です。
約10年間の闘病生活の末、パニック障害を克服しました!
今現在は、薬なし!・通院なし!・発作なし!で約16年暮らしています。
こちらのブログでは、
闘病生活で役立った情報を紹介しています。
また、
パニック発作が怖くて怖くて、
予期不安で1年半、家から1歩も出られなかった私が、
パニック障害を克服して、
約16年、薬なし!発作なし!予期不安なし!に到達するまでのすべて
をお話したパニック障害闘病記を公開しています。
ぜひ!一度お読み下さい。
パニック障害闘病記
前回、前々回と首の疲労が副交感神経の働きを抑え、さまざまな不調を招いているというお話をしました。
・首こりは万病のもと【第1回】
・パニック障害・うつ・自律神経失調症と首のこり【第2回】
自律神経というものは私たちの体の生命を維持している神経ですが、環境の変化・不測の事態にすみやかに対応するための神経システムでもあります。
自分にとって大変な状況の変化に見舞われた時、速やかに反応して対応することができる順応力や適応力を司っているのが自律神経システムです。
これからというのは、何が起きるかわからない時代です。
どんな時代の変化にも速やかに反応していくためには、自律神経を整える・正常に保つことが重要でしょう。
そのためには、首。
知らず知らずのうちに溜め込んでいる首の疲労をしっかりととり、首こりを解消することで副交感神経を正常に働かせ、
さまざまなストレスから身を守る「生きる力」を獲得しましょう!
副交感神経は私たちに幸せをもたらす神経です。
首のこりを解消し副交感神経を正常に働かせることにより、精神科や心療内科では治らなかったパニック障害やうつ、何年も悩まされた自律神経失調症や不定愁訴が治っています。
松井孝嘉著『首こりは万病のもと』の中には書かれていませんでしたが、
パニック障害の方に多いヒステリー球も、首こりと関係があるのでは?と私は思っています。
では、首のこりを解消するためにどうしたら良いのでしょうか?
もちろん、『首こりは万病のもと』の著者である松井孝嘉医師の病院に通うことができれば、そこで治療して頂くことができるでしょうが、
すべての方が通えるわけではないと思いますので、有効な首こり解消法を探してみました。
首こり解消法
1、首を休ませる
2、首を温める
3、首のストレッチ
一つ一つ解説していきます。
<1、首を休ませる>
人間の首は、頭と体を繋いでいるというだけではなく、脳から体に繋がっている神経や動脈・静脈などの大事な血管がすべて通っている、いわば命の要所です。
人の頭の重さは約4~6kg。
デスクワークやパソコン作業など、うつむくだけでその約3倍もの負荷が首にかかります。
まずは、首を休ませることが大事です。
1日8時間は、低い枕で横になりましょう。
睡眠をとらなくても結構です。
横になって本を読んだり音楽を聴いたりするだけでも、首を休ませることができます。
その時、なるべく低い枕を使用すると良いでしょう。
<2、首を温める>
首には、脳から体に繋がっている神経や動脈・静脈などの大事な血管がすべて通っています。
首が冷えると、神経や血液の流れが悪くなって、スムーズに全身に流れていきません。
また、首が冷えると首の筋肉が固くなりますから、首のこりに繋がります。
冬でしたら、首が寒風にさらされないようマフラーを巻く。
夏も意識して、首を冷やさないようにしましょう。
気をつけたいのは、入浴後の濡れた髪です。
入浴後、髪が濡れたままでいますと、頭皮だけではなく首も冷えます。
なるべく早めにドライヤーで温めましょう。
その際に、ドライヤーで首を温めても良いですね。
入浴する際は半身浴ではなく、首までしっかり浸かりましょう。
ホットタオルを首に巻いても良いですね。
とにかく、首を冷やさないように気をつけましょう!
<3、首のストレッチ>
デスクワークやパソコン作業のように、一つに姿勢を長時間とっていると、首の筋肉が固定し血流が悪くなり、首のこりに繋がります。
デスクワークやパソコン作業の多い方は、15分に1度は首を動かしましょう。
オフィスですとなかなか大きな運動はできないと思いますので、少し首や肩を動かす程度で大丈夫です。
帰宅したら、ラジオ体操や小学校の体育の授業でやったような首の体操をしてみましょう。
とにかく、首を柔軟に保つことが大事です。
出来ることから始めましょう!
次回は、1日30分、自宅で毎日できるパニック障害・うつ・自律神経失調症克服法【最終章】です。
前回は、世界で初めて自律神経失調症の治療法を完成させた松井孝嘉医師の『首こりは万病のもと』という本を紹介しました。
(前回の記事→首こりは万病のもと【第1回】)
今回は、もう少し詳しく、
パニック障害・うつ・自律神経失調症と首のこりの関係をお話したいと思います。
パニック障害と首のこり
パニック障害とは緊張・集中などを司る交感神経が過剰に優位になることで生じると考えられています。
電車や人ごみで突然起こるめまい・吐き気・発汗・死ぬかもしれないという恐怖などのパニック発作は、
交感神経が過剰に優位になったときに生じる症状です。
通常、精神科や心療内科で治療を受けるのですが、これらの科で施される薬物療法や心理療法では治らないことが非常に多いのです。
というのも、
パニック発作は「自律神経発作」と言っていいほど、自律神経失調症の不調からくる症状を主体としており、
ストレスなどの精神的な問題から引き起こされているものではないからです。
現在の医療では、交感神経が過剰に働いているとして交感神経の働きを抑える薬が投与されるのですが、
実は、副交感神経(交感神経とは逆の作用・リラックスさせる神経)を正常に働かせることが重要なのです。
首のこりという首の筋肉疲労を解消することで副交感神経が正常に働くようになり、何年かかっても症状がとれなかった患者さんの90%以上が松井医師の病院では完治しています。
うつと首のこり
本物のうつ病、正式には「大うつ病」といわれる精神疾患は精神科における専門治療が必要ですが、
最近では、仮面うつ・軽症うつ・新型うつといわれるうつが急増しています。
医学的に見て、本物のうつ病「大うつ病」の発症が急増することはそうは考えられないため、
昨今急増している仮面うつ・軽症うつ・新型うつは、明らかに大うつ病とは別ものだと考えることができます。
肩こりや腰痛はその部位に痛みが起こりますが、
首こりは首は痛くありませんが他の部位、不眠やめまいを始め自律神経失調症の症状や慢性疲労、精神症状なども起こります。
首疲労により首の筋肉がこり副交感神経が阻害され、その働きが鈍ることによって自律神経が失調をきたした状態が続くと、うつ・慢性疲労・パニック障害といった病気に進行し、精神科や心療内科に通院しても何年も治らないという人がたくさんいます。
ストレスという「精神的な原因」ではなく、首の筋肉疲労・首のこりという「肉体的な原因」を解決することにより、
精神科や心療内科で診断されたうつ・うつ病から回復された人がたくさんいます。
自律神経失調症と首のこり
自律神経とは、交感神経と副交感神経からなる生命を維持するうえで重要な体の機能をコントロールしている神経です。
交感神経は緊張・集中・興奮などストレスを感じると活発になり、副交感神経はリラックスしストレスがなくなると活発になります。
交感神経と副交感神経がバランス良く働いていると私達は健康で快適に暮らせるのですが、バランスが崩れると様々な不調が心身に現れます。
それを、自律神経失調症といいます。
現在の医療では、交感神経が過剰に働いているとみなし交感神経の働きを抑える薬が投与されるのですが、実は、副交感神経を正常に働かせることが重要です。
首がこっていると、ブレーキである副交感神経が働かなくなり、アクセルを踏みっぱなしの状態=交感神経が活動しっぱなしの状態になってしまうため、
首の筋肉異常→自律神経を圧迫→自律神経失調状態に陥ります。
不調は、まず身体症状に現れ、うつなどの精神症状は最後に現れます。
改善するためには、ブレーキである副交感神経をしっかりと機能させて体を休ませることが大事です。
副交感神経を正常に働かせるためには、首の筋肉疲労を取り除き、首のこりを解消することによって、
まずは精神症状が先に消え、続いて身体症状が消失していきます。
●首のこりを解消して、パニック障害・うつ・自律神経失調症を克服する方法については・・・、
首こりを解消して、パニック障害・うつ・自律神経失調症を克服する方法 ~1日30分、自宅で毎日できる!~
今日から4回にわたり、首のこりについてお話したいと思います。
と言いますのも、『首こりは万病のもと』という非常に素晴らしい本を読みましたので、ご紹介させて頂きます。
著者の松井孝嘉医師は、30年以上にわたり自律神経失調症や不定愁訴などの体調不良の患者さん10万人以上の首の治療をし、世界で初めて自律神経失調症の治療法を完成させました。
首のこりが副交感神経の働きを鈍らせ、自律神経失調症の症状を生んでいたことを突き止め、「頚性神経筋症候群」と名づけました。
松井医師の治療により首のこりをとることで、90%~100%という非常に高い確率で完治した疾患は・・・、
緊張性頭痛・めまい・自律神経失調症・うつ状態・パニック障害・ムチウチ・更年期障害・慢性疲労症候群・ドライアイ・多汗症・機能性胃腸症・過敏性腸症候群・機能性食道嚥下障害・血圧不安定症・VDT症候群・ドライマウス
精神科や心療内科、さまざまな科に何年間も通っても治らないという人が、首のこりをとることで治った例もたくさんあるそうです。
●下記の常識は、間違いかもしれません。
・うつの原因は精神的ストレスである。
・長時間デスクワークをしていると、頭痛やコリ、めまいや目の疲れなどを感じるのもストレスのせいだ。
・自律神経失調症もストレスが原因で起こる。
・首の凝りや疲れは、肩こりと同じようなもので、そんなに深刻ではない。
・原因不明の不定愁訴は、病院に行ってもいろんな科をたらい回しにされるだけで、どんな治療を受けても治らない。
・うつや自律神経失調症、パニック障害などになったら、心療内科で治療を受けるのがベストだ。
・うつ症状や自律神経失調症は薬を飲んでつらさをまぎらわすしかなく、根本的に治すことはできない。
また、松久正医師という方も『「首の後ろを押す」と、病気が治る』という本の中で、
首を調整することでパニック障害やうつのような心の病も治すことが出来るとおっしゃっています。
明日は、パニック障害・うつ・自律神経失調症と首のこり【第2回】について、詳しくお話したいと思います。
先日、ツイッターで、
「私たち素人は信じるしかない。 自分では治せないのだから」
という@を頂きました。
精神薬についてです。
確かに信じることというのは重要で、プラシーボ効果なんかもありますから、闇雲に疑うよりも信じたほうが良い場合もあります。
ただ、明らかに副作用の症状が出ているのに信じ続けるというのは危険ですし、その症状を医師が副作用と判断してくれるかわかりません。
これが、精神科治療の難しいところだと思うのですが、例えば、私は最大で1日50錠以上の薬を飲んでいた時期がありました。
その時、ただの肌荒れで皮膚科に行ったのですが、今飲んでいる薬ということで精神科の薬を持って行きました。
すると、その皮膚科の医師に、
「私は専門外なのではっきりはわかりませんが、あなたがこんなにたくさん薬を飲まなくてはならない人には、私にはどうしても見えない。
他の病院を紹介してあげるから、行ってみなさい」
と言われ、他の病院を紹介してくれました。
次の日、紹介された病院に行くと、夕食後2錠だけになりました。
特に悪化することもありませんでしたから、何のために毎日50錠も飲んでいたのかわかりません。
まぁ、離脱症状もありませんでしたから、その点は良かったなと思っています。
1日50錠以上飲んでいたのは、3か月間くらいだったと思います。
パニック障害になり初めて心療内科に通っていた頃の私は、病気は医師が治してくれるものだと思っていました。
専門家である医師が処方した薬を飲んでいれば、病気は治るものだと思っていました。
約4年間の病院巡りとたくさんの医師との出会い、大量の薬、そして自分の気づきから、
今の私は、病気は自分で治すものだと思っています。
もちろん、医師や専門家の力を借りることはあるでしょう。
薬の力を借りる時もあります。
でも、
病気と闘うのは、あなたです!!!
病気を治すのは自分。
それに気づいた時から、本当の闘病が始まるのかなと思います。
私も先に闘い終えた人間として、出来る限り役に立つ情報を発信できたら・・・と思っております。
次回は、5月20日(月)18時更新です。
本当に優秀な精神科医は感謝されない。
先日、こんな話を聞きました。
患者さんが何かしら問題があると思って病院に行くが、話していて、「あれ?俺、問題なかったじゃん!」と思って治ってしまうというのが本当に優秀な精神科医。
一般的に感謝される精神科医というのは、長い時間をかけて話を聞いてくれたりして、「こんなに俺のために時間をさいてくれた!」と思われる人。
だそうです。
確かになぁ~と思うことはあります。
私が診てもらった精神科医の中で、大嫌い!なおかつ人間としても最低だな・・・と思った医師がいます。
その地域でパニック障害治療の第一人者と言われていた人で、パキシルを異常に勧めてきた医師ですが、副作用でとんでもないことになってももちろんそんなことは認めなくて、自分こそは最高の医療を提供している!みたいな感じを常に出していて、本当に嫌な奴だ・・・と思っていました。
ルボックスを服用して、記憶が飛んでしまったり名前や住所がわからない状態になっているのに、
「それは治療方法がないので、仕方がありません。名前と住所を紙に書いて、持ち歩いたら?」
パキシルを服用し、自殺衝動がひどくマンションから飛び降りてしまいそうだと訴えても、
「死ぬ時は、死ぬ。寿命だね」
というかんじで、最低の医者だ!と当時は思っていました。
ただ、症状が落ち着いて、少しずつ元気に回復してくると、もしかしたらあの医師はやはり優秀な人なのかもしれないな・・・と思う時があります。
感情的には頭にきてるので(笑)認めたくはないのですが、でも、やはり、優秀な人なのかもしれない・・・と時々思います。
パニック障害で苦しんでいた頃の自分は、こんなに苦しいのにどうして誰もわかってくれないんだ!どうして誰もいたわってくれないんだ!という気持ちが強かったように思います。
パニック障害という病気が、そのくらい人を追いつめるといますか、周りのことなんて考えられない状態にするのは仕方がない部分もあると思いますが、とにかくパニック障害の頃の私は優しい言葉をかけてくれる人に飢えていました。
「大変だね」「ゆっくりしなよ」「無理はしないで」
そうした言葉が欲しくて、自分の辛さをわかってもらいたくて、そればかりだったような気がします。
ただ、実際、治すとなると、それはまた別の話です。
ゆっくりしたり、無理はしないのは大切ですが、優しい言葉をかけてもらっているだけで治るわけではありません。
やはり、パニック発作が起きる場所に無理矢理行ったりしなくてはなりません。
薬を飲めばそれでOKではなくて、薬の服用以外にもやるべきことがたくさんあります。
パニック障害は鬱と併発しやすいですから、やるべきことをやるということは本当に大変なことです。
しかし、やらなくては治りません。
私のかかっていたその医師は、ぶっきらぼうといいますか言葉のチョイスが下手な部分はありましたが、治すということに関してはやはり優秀な人だったのかもなぁ~と思う時はあります。
優秀な人、愛情の深い人ほど、厳しいことを言ったりしますからね。。。
とはいえ、あまりに言われたことはひどく、副作用もひどかったので、いまだに感謝する気持ちにはなれませんが・・・。
そうした観点で考えると、パキシルも、副作用はひどいし離脱症状も大変ですが、やはり良薬なのかもしれません。
結局、本当に良いものというのは、薬であることと毒であることと表裏一体。劇薬でしょうね。