パニック障害の方で、背中が痛いという方は多いでしょう。
私もそうで、背中はいまだに痛いです。
パニック障害の方は、自律神経失調症も併発している方が少なくありません。
病院で診断はされていなくても、自律神経失調症のような症状がある方もいるでしょう。
パニック発作という症状が、交感神経が優位になって交感神経が緊張することによって起こる症状ですから、
自律神経のバランスが悪い方が多いかもしれません。
活動・緊張・ストレスなどを司る交感神経は、背中にあります。
背骨の左右に沿って、首からおしりまで流れています。
そうしますと、パニック障害と背中の痛みの関係はわかりますよね。
背中が凝っていたり、緊張していたり、姿勢が悪かったりすると、自律神経の流れがスムーズではなくなってしまいます。
すると、情報の伝達がうまくいかなくなってしまいますから、さまざまな不調が生じます。
パニック障害やうつ、自律神経失調症の方には、整体をおすすめしているのですが、
背中は自分では手が届きませんから、整体やマッサージでほぐしてもらうのは良いでしょう。
背中の緊張をとるために、シャワーなどを当てて背中を温めることも大事です。
また、脳と背中を繋いでいる首に注目することも大事です。
首がこると、自律神経のバランスが崩れて、パニック障害・うつ・自律神経失調症などの不調の原因になるという説があります。
首と背中は繋がっていますし、大事な神経が通っていますから、
首の筋肉がこっていることで、背中が痛いのかもしれません。
首こりを解消することで、パニック障害・うつ・自律神経失調症を克服した!という話を聞き、
首こりとパニック障害・うつ・自律神経失調症の関係を全4回の連載にまとめました。
非常にたくさんの方から反響を頂きました。
背中の痛みにお悩みの方は、ぜひ!お読み下さい。
その不調、首が原因かもしれません!
こちらから、全4回お読み頂けます。
1日30分、自宅で毎日できるパニック障害・うつ・自律神経失調症克服法
■内容■
日本で整形外科の医師をしていた後渡米し、ガンステッド・カイロプラクティックを学んだ著者は、西洋医学の医師でありながら、薬を使わず、手術をせずに、手を使うだけで、肩こり・腰痛・耳鳴り・めまいといった症状から関節リウマチ・ガン・心臓病・脳梗塞・アトピー・膠原病といった難病まで治療することができる。
パニック障害やうつなど心の病も治療できるそうで、自分で自宅で出来るマッサージの方法と、それに関する神経のお話。
感想
わかりやすい本です。
パニック障害の方は、首が凝っている方が多いです。
全身にはりめぐらされている神経は脳からの指令を体の各部分に伝える器官ですが、脳と体を繋いでいるのは、ズバリ!首です。
この本では、脳と体を繋ぐ第一頸椎の神経の流れを良くすれば、病気や症状の根本的な原因である神経のつまりがなくなり、健康になるという方法が紹介されています。
私も紹介されている方法を数日行ってみましたが、確かに体の具合が良くなりました。
(一時期は、浄化現象といって、下痢や鼻水、痰など体の中から不要な毒素が排出されました)
総合得点
90点
パニック障害の方・自律神経失調症の方に、オススメの本です。
パニック障害というと、どうしてもあの激しいパニック発作に意識が向いてしまうと思いますが、実際は、自律神経が乱れていたり体全体が歪んでいる場合があります。
整体やカイロプラクティックに行くのも良いと思いますが、やはり毎日自宅で行えるほうが効果も出やすいと思います。
まずは、首の第一頸椎を調整することから始めてみてはどうでしょうか?
おすすめの方
・パニック障害の方
・首が凝っている方
・自律神経失調症の方
・体がなんとなくだるい方
・肩や背中が凝っている方
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1日30分、自宅で毎日できるパニック障害・うつ・自律神経失調症克服法
■内容■
35年に渡り10万人以上の不定愁訴・自律神経失調症の患者の首の治療をしてきた脳神経外科医がたどり着いた答え。
感想
精神科でうつ病と診断された人も治癒。
現在の医療では、交感神経が過剰に働いているとみなし交感神経の働きを抑える治療がなされるそうです。
が、実は、副交感神経を正常に働かせることが重要で、そのためには体のどこの部位が大切でどのようにしたら良いか詳しく説明してくれています。
総合得点
98点
体に不調を感じるすべての方へ。
いろいろな科を回っても一向に良くならなかった患者さんを治療してきた著者が出した結論。
同じ結論に達している医師は何人もいますので、信用できる内容です。
おすすめの方
・パニック障害の方
・うつの方
・自律神経失調症の方
・不定愁訴が長引いている方
・いろいろな科を回っているのに、良くならない方
・健康を維持したい方
・なんとなく体調のすぐれない方
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前回、前々回と首の疲労が副交感神経の働きを抑え、さまざまな不調を招いているというお話をしました。
・首こりは万病のもと【第1回】
・パニック障害・うつ・自律神経失調症と首のこり【第2回】
自律神経というものは私たちの体の生命を維持している神経ですが、環境の変化・不測の事態にすみやかに対応するための神経システムでもあります。
自分にとって大変な状況の変化に見舞われた時、速やかに反応して対応することができる順応力や適応力を司っているのが自律神経システムです。
これからというのは、何が起きるかわからない時代です。
どんな時代の変化にも速やかに反応していくためには、自律神経を整える・正常に保つことが重要でしょう。
そのためには、首。
知らず知らずのうちに溜め込んでいる首の疲労をしっかりととり、首こりを解消することで副交感神経を正常に働かせ、
さまざまなストレスから身を守る「生きる力」を獲得しましょう!
副交感神経は私たちに幸せをもたらす神経です。
首のこりを解消し副交感神経を正常に働かせることにより、精神科や心療内科では治らなかったパニック障害やうつ、何年も悩まされた自律神経失調症や不定愁訴が治っています。
松井孝嘉著『首こりは万病のもと』の中には書かれていませんでしたが、
パニック障害の方に多いヒステリー球も、首こりと関係があるのでは?と私は思っています。
では、首のこりを解消するためにどうしたら良いのでしょうか?
もちろん、『首こりは万病のもと』の著者である松井孝嘉医師の病院に通うことができれば、そこで治療して頂くことができるでしょうが、
すべての方が通えるわけではないと思いますので、有効な首こり解消法を探してみました。
首こり解消法
1、首を休ませる
2、首を温める
3、首のストレッチ
一つ一つ解説していきます。
<1、首を休ませる>
人間の首は、頭と体を繋いでいるというだけではなく、脳から体に繋がっている神経や動脈・静脈などの大事な血管がすべて通っている、いわば命の要所です。
人の頭の重さは約4~6kg。
デスクワークやパソコン作業など、うつむくだけでその約3倍もの負荷が首にかかります。
まずは、首を休ませることが大事です。
1日8時間は、低い枕で横になりましょう。
睡眠をとらなくても結構です。
横になって本を読んだり音楽を聴いたりするだけでも、首を休ませることができます。
その時、なるべく低い枕を使用すると良いでしょう。
<2、首を温める>
首には、脳から体に繋がっている神経や動脈・静脈などの大事な血管がすべて通っています。
首が冷えると、神経や血液の流れが悪くなって、スムーズに全身に流れていきません。
また、首が冷えると首の筋肉が固くなりますから、首のこりに繋がります。
冬でしたら、首が寒風にさらされないようマフラーを巻く。
夏も意識して、首を冷やさないようにしましょう。
気をつけたいのは、入浴後の濡れた髪です。
入浴後、髪が濡れたままでいますと、頭皮だけではなく首も冷えます。
なるべく早めにドライヤーで温めましょう。
その際に、ドライヤーで首を温めても良いですね。
入浴する際は半身浴ではなく、首までしっかり浸かりましょう。
ホットタオルを首に巻いても良いですね。
とにかく、首を冷やさないように気をつけましょう!
<3、首のストレッチ>
デスクワークやパソコン作業のように、一つに姿勢を長時間とっていると、首の筋肉が固定し血流が悪くなり、首のこりに繋がります。
デスクワークやパソコン作業の多い方は、15分に1度は首を動かしましょう。
オフィスですとなかなか大きな運動はできないと思いますので、少し首や肩を動かす程度で大丈夫です。
帰宅したら、ラジオ体操や小学校の体育の授業でやったような首の体操をしてみましょう。
とにかく、首を柔軟に保つことが大事です。
出来ることから始めましょう!
次回は、1日30分、自宅で毎日できるパニック障害・うつ・自律神経失調症克服法【最終章】です。
今日から4回にわたり、首のこりについてお話したいと思います。
と言いますのも、『首こりは万病のもと』という非常に素晴らしい本を読みましたので、ご紹介させて頂きます。
著者の松井孝嘉医師は、30年以上にわたり自律神経失調症や不定愁訴などの体調不良の患者さん10万人以上の首の治療をし、世界で初めて自律神経失調症の治療法を完成させました。
首のこりが副交感神経の働きを鈍らせ、自律神経失調症の症状を生んでいたことを突き止め、「頚性神経筋症候群」と名づけました。
松井医師の治療により首のこりをとることで、90%~100%という非常に高い確率で完治した疾患は・・・、
緊張性頭痛・めまい・自律神経失調症・うつ状態・パニック障害・ムチウチ・更年期障害・慢性疲労症候群・ドライアイ・多汗症・機能性胃腸症・過敏性腸症候群・機能性食道嚥下障害・血圧不安定症・VDT症候群・ドライマウス
精神科や心療内科、さまざまな科に何年間も通っても治らないという人が、首のこりをとることで治った例もたくさんあるそうです。
●下記の常識は、間違いかもしれません。
・うつの原因は精神的ストレスである。
・長時間デスクワークをしていると、頭痛やコリ、めまいや目の疲れなどを感じるのもストレスのせいだ。
・自律神経失調症もストレスが原因で起こる。
・首の凝りや疲れは、肩こりと同じようなもので、そんなに深刻ではない。
・原因不明の不定愁訴は、病院に行ってもいろんな科をたらい回しにされるだけで、どんな治療を受けても治らない。
・うつや自律神経失調症、パニック障害などになったら、心療内科で治療を受けるのがベストだ。
・うつ症状や自律神経失調症は薬を飲んでつらさをまぎらわすしかなく、根本的に治すことはできない。
また、松久正医師という方も『「首の後ろを押す」と、病気が治る』という本の中で、
首を調整することでパニック障害やうつのような心の病も治すことが出来るとおっしゃっています。
明日は、パニック障害・うつ・自律神経失調症と首のこり【第2回】について、詳しくお話したいと思います。