最近、少し咳が出ます。
風邪をひいているわけではないので、どうしたのかなぁ~と思うのですが、コホコホしています。
パニック障害と闘う中で、病気は排毒作用という考え方と出会いました。
私たちは普通に生活していく中で、体の中に毒素が発生します。
毒素というとなんだかわかりづらいと言いますか、トンデモのような感じがしてしまうと思いますが、
便や尿、汗など、必要ない排泄物のことだと思って下さい。
こうした排泄物を排出しないほうが良いと思っている方はいないでしょう。
おそらく、心にも同じ作用があって、心の毒素を排出する必要があります。
心の毒素というのは、怒りや悲しみ、不安や不満、愚痴などなど。マイナスと思われていることです。
パニック障害や心の病の方のTweetを見ていると、こうしたマイナスの感情・心の毒素が存在するということを悪いことだと思っている方が多いです。
心の中に毒素のある自分を、どうして自分はこんなに弱いんだろう・・・とか、どうしてこんなにマイナス思考なんだろう・・・と責めている方が多いです。
よ~く考えてみて下さい。
お腹の中にウンチがあることを、どうして私のお腹にはウンチがあるんだろう・・・なんて思って自分を責める人間はいません。
では、どうして心の中に毒素がある自分を、責めてしまうようになったのでしょうか?
おそらく、成長してくるどこかの段階で、心に毒素があることを怒られた経験があるのではないでしょうか。
弱音を吐いた時怒られたとか、不満を言った時怒られたとか。。。
私は、怒りの感情を表現する時、よく怒られました。
子供の頃って、怒ったりすることがあると思うのですが、その度に「本当にアンタは我がままだ!」「このままでは将来、子供を虐待する母親になる!」と言われました。
真面目で頑張り屋だった私は、もう怒るのはやめよう!と思い、怒りの感情を表現するのを止めました。
もちろん、そうやって私に言う人物は、自分は怒ったりするわけですよ(笑)
そうしているうちに、怒るべき時(例えば、友達に文房具を取られたり、嫌がらせをされたり・・・)そうした時にも怒れない人間になってしまいました。
でも、怒りは感じます。
どんどん心の中に怒りが溜まっていってしまいました。
パニック発作は溜まりに溜まった怒りの感情が噴火のように暴発したのかな?と思ったことがあります。
心の中に心の毒素(怒り・悲しみ・不安・不満など)があることは当たり前のことで、悪いことではありません。
おねしょをしてしまったことを怒られたからといって、尿を排出してはいけない・尿が体の中にあってはいけないわけではないのと同じです。
適切に処理する方法を学べば良いだけです。
出来れば、人前ではしないようにしたほうが好感を得られるでしょう。
薬で止めるよりも、排出してしまったほうが体の中からは消えていきます。
具体的な方法は、またご紹介したいと思います。
次回は、7月1日(月)18時更新です。
先日、急性胃炎になりました。
あまりの激痛に夕方救急病院に行ったのですが、胃炎とのことで3日間の絶食指示と薬を処方されて帰ってきました。
確かに、数日前から胃がなんとなく痛く、気づくと手でさすっているというかんじではあったのですが、あんな激痛は初めてで、かなり驚きました。
と共に、体の奥底に沈んでいた怒りの感情が燃えているなぁ~という感覚がしました。
パニック障害という病気を通して私が学んだことに、身体の声を聞く!ということがあります。
パニック障害になったばかりの頃は、その症状(吐き気・めまい・動悸・息苦しさなど)にばかり気がいってしまい、苦しい!苦しい!怖い!怖い!と、そうした気持ちしか湧いてはきませんでした。
闘病生活を送る中で「身体の声を聞く」という考え方と出会い、体が発するさまざまな症状は過去のトラウマだったり過去の痛みだったりするということを知りました。
そうした視点で体の症状と向き合っていると、確かに思い当たる過去の記憶が浮上してきます。
本当は辛かったのに言葉にできなかった思いや、本当は泣きたかったのに意地を張ってしまったこと。
今、体が発している症状は、過去の自分が我慢した思いではないだろうか?
そうした視点を持つようになってから、今の自分が、過去の自分を癒すことができるようになりました。
今回は、怒りです。
数ヶ月前から、肌がものすごく荒れてしまっていたのですが、こちらも、過去の怒りが表出しているんだな~と思っていました。
少し前は、怒りの感情が湧いてきたので、枕を叩いてみたり・一人の時に暴言を吐いてみたりしていました。
で、最後が、胃炎だったと思います。
怒りの詳細は書きませんが過去のある出来事に対しての怒りで、自分の中で解決していない・相手に伝えていない・自分の中にわだかまりが残っている、そうした怒りです。
今回胃炎になり、激痛を味わったことにより、そんなことどうでもいいっか!と思うようになりました。
怒りが発散されてしまったようです。
体の痛みに目を向けて、これはいつの痛みだろう・・・?と痛みと対峙しながら会話すると、また違った視点から何かを得ることができるかもしれません。
私はまだ子供はいませんが、子供が出来ると、トイレトレーニングをしなくてはなりませんよね。
産まれたばかりの赤ちゃんは自分で排泄の処理を出来ませんから、オムツをしています。
少し大きくなると、おまるを使ったりして自分で排泄をするトレーニングをします。
最初は失敗しておもらしをしてしまうかもしれません。
でも、そのうち、自分で出来るようになり、トイレで一人で排泄できるようになります。
たぶん、心も同じだと思います。
心の中に排泄したほうがいい汚物があります。
体の中にウンチがない人はいないように、心の中に汚物があることはけして悪いことではありません。
イライラや怒り、不安や悲しみ・・・。
そうしたマイナスの感情が心の中にあることは、けして悪いことではありません。当たり前のことです。
もし、こうしたマイナスの感情が自分の中にあることを悩んでいる方がいたとしたら、
それは、ウンチが出ることを悩んだり・おならが出ることを悩んだりしていることと同じです。
それらが出ることは、何の問題もありません。どちらかといえば、健康の証です。
では、何が問題かと言いますと、適切でない場面で、こうした感情が出てしまうことです。
例えば、1日中、マイナスの感情で心がいっぱいである。イコール、1日中、下痢をしている。
例えば、突然、人込みで激しい不安に襲われる。イコール、突然、人込みで激しい下痢になってしまう。
これは、大変です。
また、他人にイライラや怒り・不安などをぶつけてくる人というのが時々います。
こうした人というのは、前述したトイレトレーニングが出来ていないわけです。心のトイレトレーニング。
他人の前で、イライラや怒り・不安などをけして見せない人がいます。
それは、その人が穏やかな人というよりも、人の見ていない所でちゃんと自分で処理をしているということだと思います。
どんなに美人な人でも、ウンチをしたり下痢をしたりするのと同じです。
赤ちゃんの時は、おしっこでもウンチでも、下痢でも、お母さんが処理してくれます。
幼稚園児だったら、おもらしをしてしまっても、先生が処理してくれるかもしれません。
要は、他人にイライラをぶつけてくる人というのは、赤ちゃんや幼稚園児と一緒ということです。
ただ、体と心は違いますから、20歳くらいではまだ心のトイレトレーニングは完了していない人も多いでしょう。
●パニック障害や心の病の方には、いろいろなパターンの方がいると思います。
・1日中、マイナス感情の方。
・突然、激しい不安に襲われる方。
これらはおそらく病気ですから、治療をして改善すると良いでしょう。
・心のトイレトレーニングが完了していない、時々失敗してしまう方。
こちらは、訓練次第で少しずつ上手になると思います。
失敗してしまっても自分を責めないで、諦めずにチャレンジしましょう!
次が、重要なのですが、
・心のトイレトレーニングが出来ていない、要は、イライラを平気で周りにまき散らす人間が身近にいる方。
こうした人が身近にいると、要は毎日ウンチをもらされたり、投げつけられたりしている状態ですから、自分自身も臭くなってしまいます。
自分のウンチなのか、人のウンチなのか、わけがわからなくなってしまいます。
イライラを周囲にまき散らす人に怯える必要はありません。
あぁ、心のトイレトレーニングがまだ完了していないんだな・・・と思いましょう。
心のトイレトレーニングについては、もう少し勉強して、わかりやすくまとめたいと思います。