私はまだ子供はいませんが、子供が出来ると、トイレトレーニングをしなくてはなりませんよね。
産まれたばかりの赤ちゃんは自分で排泄の処理を出来ませんから、オムツをしています。
少し大きくなると、おまるを使ったりして自分で排泄をするトレーニングをします。
最初は失敗しておもらしをしてしまうかもしれません。
でも、そのうち、自分で出来るようになり、トイレで一人で排泄できるようになります。
たぶん、心も同じだと思います。
心の中に排泄したほうがいい汚物があります。
体の中にウンチがない人はいないように、心の中に汚物があることはけして悪いことではありません。
イライラや怒り、不安や悲しみ・・・。
そうしたマイナスの感情が心の中にあることは、けして悪いことではありません。当たり前のことです。
もし、こうしたマイナスの感情が自分の中にあることを悩んでいる方がいたとしたら、
それは、ウンチが出ることを悩んだり・おならが出ることを悩んだりしていることと同じです。
それらが出ることは、何の問題もありません。どちらかといえば、健康の証です。
では、何が問題かと言いますと、適切でない場面で、こうした感情が出てしまうことです。
例えば、1日中、マイナスの感情で心がいっぱいである。イコール、1日中、下痢をしている。
例えば、突然、人込みで激しい不安に襲われる。イコール、突然、人込みで激しい下痢になってしまう。
これは、大変です。
また、他人にイライラや怒り・不安などをぶつけてくる人というのが時々います。
こうした人というのは、前述したトイレトレーニングが出来ていないわけです。心のトイレトレーニング。
他人の前で、イライラや怒り・不安などをけして見せない人がいます。
それは、その人が穏やかな人というよりも、人の見ていない所でちゃんと自分で処理をしているということだと思います。
どんなに美人な人でも、ウンチをしたり下痢をしたりするのと同じです。
赤ちゃんの時は、おしっこでもウンチでも、下痢でも、お母さんが処理してくれます。
幼稚園児だったら、おもらしをしてしまっても、先生が処理してくれるかもしれません。
要は、他人にイライラをぶつけてくる人というのは、赤ちゃんや幼稚園児と一緒ということです。
ただ、体と心は違いますから、20歳くらいではまだ心のトイレトレーニングは完了していない人も多いでしょう。
●パニック障害や心の病の方には、いろいろなパターンの方がいると思います。
・1日中、マイナス感情の方。
・突然、激しい不安に襲われる方。
これらはおそらく病気ですから、治療をして改善すると良いでしょう。
・心のトイレトレーニングが完了していない、時々失敗してしまう方。
こちらは、訓練次第で少しずつ上手になると思います。
失敗してしまっても自分を責めないで、諦めずにチャレンジしましょう!
次が、重要なのですが、
・心のトイレトレーニングが出来ていない、要は、イライラを平気で周りにまき散らす人間が身近にいる方。
こうした人が身近にいると、要は毎日ウンチをもらされたり、投げつけられたりしている状態ですから、自分自身も臭くなってしまいます。
自分のウンチなのか、人のウンチなのか、わけがわからなくなってしまいます。
イライラを周囲にまき散らす人に怯える必要はありません。
あぁ、心のトイレトレーニングがまだ完了していないんだな・・・と思いましょう。
心のトイレトレーニングについては、もう少し勉強して、わかりやすくまとめたいと思います。