パニック障害と闘うにあたり、精神薬との付き合い方は本当に難しい問題です。
このブログに訪問下さる方は精神薬を服用している方が多いのではないでしょうか。
私も以前は服用していました。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬・三環系抗うつ薬・SSRIなどなど。
薬の具体名をあまり覚えていないのが残念なのですが、多い時では1日に50錠以上飲んでいた時もあります。
結局、SSRIであるパキシルとルボックスの副作用で本当に怖ろしい経験をして、私は薬を飲むのは止めよう!と決意したのですが、
薬を飲むことで症状が楽になることも確かですので、上手な付き合い方はないものかと少し考えてみました。
私もそうでしたが、皆さんのお話を聞くと、心療内科や精神科では頓服でお薬を出すというよりも、毎食後・就寝前などに定期的に飲むように処方されることが多いようです。
たぶん、処方される薬がそのように服用することで効果を発揮するのでしょう。
また、うつなどでは、少し良くなったからと自己判断で止めてしまうと再発する恐れがあるので良くなっても少しの間服用しましょうなどとも言われます。
私は医師ではないので、薬に関しては専門的なことはわかりません。
基本的には、処方した医師の指示に従うのがベストだと思います。
ただ、薬を少しでも減らしたい! 薬を止めたい!という方が多いのも事実です。
そういう方はどうしたら良いか?
理想としては、発作が起きそうな時・発作が起きそうな場所に行く時にだけ頓服で薬を飲む。
これだと思います。
発作が苦しいのも事実ですし、薬によって症状が楽になるのも事実です。
いきなり薬を全部やめるのは困難でしょうから、安心のためにも、頓服で薬を持っていたら良いのではないかと思います。
そして、それを、かかりつけの医師に相談してみることです。
私も薬を止めたい!と決意してからは、医師に薬に対しての要望をはっきり言うようにしました。
それまでは、医師に言われるがまま、処方されるがまま飲んでいたのですが、
薬を止める!と決めてからは、
医師が毎食後・就寝前と処方しても「就寝前だけではダメですか?」「調子が良い日は、自分の判断で半分にしてはダメですか?」
などと、なるべく減らすことが出来るように、質問をしました。
おそらく、病気が本当に辛くて大変な時期は、薬を止めたい!という気持ちは湧いてこないと思います。
薬を止めたいなという気持ちが湧いてきたということは、少しずつ病気が回復してきたということでしょうから、医師に自分の要望を伝えてみても良いかもしれません。
薬は、薬にもなるし毒にもなりますから、上手に付き合っていきたいですね。
次回は、6月17日(月)18時更新です。
パニック障害は、心の病なのか? 脳の病なのか? と思う方がいるでしょう。
私は当初、心の病だと思っていました。
心療内科や精神科に行くことから考えて、心の病なのかな。と・・・。
でも闘病生活を続けていくうちに、脳の病ではないか?と思い、脳についても少しですが勉強しました。
Wikipediaによると、近年の研究では心の病ではなくて脳機能障害と扱われているとのことですので、脳の病なのかもしれません。
脳の病というとなんだかすごく大変そうと言いますか、大変な病気だと思いがちですが、
私は、心の病よりは大変ではないのではないか?と思ったりもします。
そもそも、心というものがどこに存在しているのか? 心の病なんてものはないのではないか? と思ったりもしますし、実際そうおっしゃっている方はいますよね。
すべては脳の作用と考えれば、脳の病ということになります。
私は、パニック障害は交感神経の暴走と考えています。
何らかの原因で、交感神経のスイッチがオンになってしまう。
すると、動悸・息切れ・吐き気・めまいなど、交感神経が過剰になった時の症状が体に現れます。
MAXの状態が、このまま死ぬのではないか?という状態です。
おそらく、パニック障害の方は交感神経が過剰になるような生活をこれまで送ってきたのではないでしょうか。
少なくとも私は、心当たりがあります。
交感神経が過剰になるというのは、緊張・不安・集中など戦闘態勢のような状態を言います。
逆に、副交感神経が優位になるというのは、ぼぉ~とした状態・リラックスした状態・ほんわかした状態を言います。
交感神経と副交感神経のバランスがとれているのが健康な状態で、このバランスが崩れると、様々な病気が発現します。
パニック障害の方は、自分が交感神経が優位になりやすいとまずは自覚しましょう!
そして、副交感神経をもう少し優位にするように、意識してみましょう!
副交感神経を優位にするのは、
ぬるめのお湯に浸かったり、気持ちが良いマッサージを受けたり、ぼぉ~っとリラックスした状態を作ることです。
副交感神経を優位にする方法は、他にも思い出しましたら、またメルマガでお知らせしたいと思います。
次回は、6月10日(月)18時更新です。
パニック障害の方で、背中が痛いという方は多いでしょう。
私もそうで、背中はいまだに痛いです。
パニック障害の方は、自律神経失調症も併発している方が少なくありません。
病院で診断はされていなくても、自律神経失調症のような症状がある方もいるでしょう。
パニック発作という症状が、交感神経が優位になって交感神経が緊張することによって起こる症状ですから、
自律神経のバランスが悪い方が多いかもしれません。
活動・緊張・ストレスなどを司る交感神経は、背中にあります。
背骨の左右に沿って、首からおしりまで流れています。
そうしますと、パニック障害と背中の痛みの関係はわかりますよね。
背中が凝っていたり、緊張していたり、姿勢が悪かったりすると、自律神経の流れがスムーズではなくなってしまいます。
すると、情報の伝達がうまくいかなくなってしまいますから、さまざまな不調が生じます。
パニック障害やうつ、自律神経失調症の方には、整体をおすすめしているのですが、
背中は自分では手が届きませんから、整体やマッサージでほぐしてもらうのは良いでしょう。
背中の緊張をとるために、シャワーなどを当てて背中を温めることも大事です。
また、脳と背中を繋いでいる首に注目することも大事です。
首がこると、自律神経のバランスが崩れて、パニック障害・うつ・自律神経失調症などの不調の原因になるという説があります。
首と背中は繋がっていますし、大事な神経が通っていますから、
首の筋肉がこっていることで、背中が痛いのかもしれません。
首こりを解消することで、パニック障害・うつ・自律神経失調症を克服した!という話を聞き、
首こりとパニック障害・うつ・自律神経失調症の関係を全4回の連載にまとめました。
非常にたくさんの方から反響を頂きました。
背中の痛みにお悩みの方は、ぜひ!お読み下さい。
その不調、首が原因かもしれません!
こちらから、全4回お読み頂けます。
1日30分、自宅で毎日できるパニック障害・うつ・自律神経失調症克服法
■内容■
日本で整形外科の医師をしていた後渡米し、ガンステッド・カイロプラクティックを学んだ著者は、西洋医学の医師でありながら、薬を使わず、手術をせずに、手を使うだけで、肩こり・腰痛・耳鳴り・めまいといった症状から関節リウマチ・ガン・心臓病・脳梗塞・アトピー・膠原病といった難病まで治療することができる。
パニック障害やうつなど心の病も治療できるそうで、自分で自宅で出来るマッサージの方法と、それに関する神経のお話。
感想
わかりやすい本です。
パニック障害の方は、首が凝っている方が多いです。
全身にはりめぐらされている神経は脳からの指令を体の各部分に伝える器官ですが、脳と体を繋いでいるのは、ズバリ!首です。
この本では、脳と体を繋ぐ第一頸椎の神経の流れを良くすれば、病気や症状の根本的な原因である神経のつまりがなくなり、健康になるという方法が紹介されています。
私も紹介されている方法を数日行ってみましたが、確かに体の具合が良くなりました。
(一時期は、浄化現象といって、下痢や鼻水、痰など体の中から不要な毒素が排出されました)
総合得点
90点
パニック障害の方・自律神経失調症の方に、オススメの本です。
パニック障害というと、どうしてもあの激しいパニック発作に意識が向いてしまうと思いますが、実際は、自律神経が乱れていたり体全体が歪んでいる場合があります。
整体やカイロプラクティックに行くのも良いと思いますが、やはり毎日自宅で行えるほうが効果も出やすいと思います。
まずは、首の第一頸椎を調整することから始めてみてはどうでしょうか?
おすすめの方
・パニック障害の方
・首が凝っている方
・自律神経失調症の方
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