自律神経・内分泌・免疫の間には、密接な関係があるそうです。
パニック障害を克服するには自律神経を整えることが大事だ!と気づいた私も、その後勉強をすすめることによって、内分泌・免疫を鍛えることも必要ではないか?と思い、いろいろと調べてみました。
ちなみに克服した後、一度だけ行った心療内科で自律神経と内分泌の検査をしてもらったのですが、数値的には異常はありませんでした。
数値的には異常はなくても不調がある場合は、自律神経・内分泌・免疫の関係にも注目すると良いでしょう。
自律神経についてはこちらのブログでも何回かお話していますが、活動・緊張・ストレスを司る交感神経と休息・修復・リラックスの副交感神経で成り立っています。
内分泌とは、簡単にいってしまえば、ホルモンのことですね。
このホルモンというのは非常に微量で作用しまして、ほんの少しホルモンのバランスが崩れるだけで病気になったりします。
なじみがあるのは、甲状腺・副腎・卵巣などでしょうか。
免疫というのは、 「自分と違う異物」を攻撃し、排除しようとする人間の体の防御システムのことです。
一旦ある病原菌に感染するとその病気に対する抵抗力ができ、次からはかかりにくくなることを言うそうです。
自律神経の働きが改善すると内分泌・免疫の働きも向上するそうで、自律神経を整えることは、体全身の働きを向上させるのに非常に重要です。
以前から私は、添加物や保存料は出来るだけ避けたほうが良い・女性の場合は化粧品にも気をつけたほうが良いと書いていますが、
内分泌攪乱物質といって、環境中に存在する化学物質のうち生体にホルモン作用を起こしたり、逆にホルモン作用を阻害するものがありますから、要注意です。
免疫を高めるためには、まずは体を温めることです。
自律神経・内分泌・免疫については、これからもお話することになると思います。
実は、私は今、妊娠8か月です。
昨年の秋に、数ヶ月、体調不良を理由にブログの更新をお休みさせて頂きましたが、
妊娠初期で調子が悪く、毎日寝ていました。
パニック障害と妊娠についてですが、
ネットで調べたところ、妊娠中にパニック障害を発症する方もいるようです。
私の場合は、
まだ、パニックで薬も飲んでいた時、月経前症候群の治療で通っていた産婦人科の医師に、
「この薬を飲んでいて、妊娠は大丈夫ですか?」と聞いてみました。
その医師は女性でしたが、
「薬がどうこうというよりも、病気を抱えたまま、出産した後子供を育てられるのかどうか、そちらを考えなさい」
と言われました。
当時25歳くらいだったと思うのですが、
当時の私は、電車もバスも人込みもNGだったので、この状態では到底子育ては無理だ・・・と思いました。
その後、無事、パニック障害を克服し、薬を飲むのも止め、
少しずつ自分の体調に自信がついてきたので、そろそろ・・・という話になりましたが、
実際には、2011年くらいまでは、予期不安が抜けていなかったのでどうしようか・・・と迷っていました。
ただ、あくまでも私の場合ですが、妊娠してからのほうが、はるかに体調が良いです。
女性でパニック障害の方は、月経周期や女性ホルモンについて考慮したほうが良い。と以前も書きましたが、
妊娠したことでホルモンバランスが変わり、体調が良くなったのかもしれません。
が、逆に、妊娠してから発症する方もいるようなので、注意が必要ですね。
以前Twitterで、
「パニック障害を発症し薬も飲んでいるのですが、年齢的なこともあり、妊娠を急いでいます。
どうしたら良いでしょう?」
と質問を頂きました。
その場合、
まずは、通っている病院の先生に、そのことを伝えたほうが良いと思います。
また、心療内科・精神科の医師が「妊娠中でもOK」と言って処方した薬でも、
一応確認として、産婦人科の医師にも確認をとったほうが良いと思います。
また、パニック障害の治療には、精神薬の処方(西洋医学)という方法以外にも、
漢方薬や整体、鍼など、東洋医学もありますので、考えてみると良いでしょう。