パニック障害になったばかりの頃は、「冷え」についてなんて、まったく考えなかったのですが、
薬を飲んでいても良くならないということに気づいてから、
健康になるための方法をたくさん勉強しました。
その中でも、「冷え」は、すごく重要な項目に思います。
冷えは万病の元
などと言って、女性は特に、「体を冷やしちゃいけない!」なんて言われたことがあるかもしれません。
冷え取り療法で有名な石原結寛先生という方は、うつも冷えが原因だ!とおっしゃっています。
確かに、
寒い時と暑い時期、どちらがうつっぽいか?と言ったら、寒い時期に思いますよね。
実際、北欧の日照時間の少ない地域はうつ病が多いと言われますし、
冬は、うつっぽい人が多いとも言われます。
また、
体温が下がると、人間は免疫力が下がるそうで、
風邪などをひきやすくなりますし、いろいろな不調が表れてきます。
イメージですが、
寒い環境の中にいる時よりも、
ポカポカとした暖かな場所にいるほうが、
心もポカポカとしてきますよね。
南国に陽気な人が多いのも、それが理由かもしれません。
私は、闘病から得られた知恵として、
「入浴」を強くおすすめしますが、
それも、
血行を良くしたり、毒素を排出したりという理由もありますが、
1日に1度、体を温めるのは、パニック障害やうつ、自律神経失調症など、心の病にも有効だと思います。
パニック障害は、交感神経が優位になることで生じます。
交感神経が優位になるとは、
簡単に言ってしまえば、体がギューっと固くなるということです。
1日の終わりに、しっかりと湯船につかって入浴することで、
交感神経の逆、副交感神経(リラックスする神経です)を優位にして、
そのまま寝ることができれば、
日中のストレスも、少しは解消することができるでしょう!
冷え取りには、入浴以外にも日光浴や靴下、食事法など、いろいろと方法があります。
またの機会に、お話したいと思います。