先日、
「パニック障害を克服するために未来さんがやったことは努力以外に、考え方を変えたなどしましたか?」
という質問を頂きました。
自分の闘病生活を振り返ると、明らかに転換点となった時があります。
それは、薬では治らない!と気づいた時です。
電車や人込みで倒れたり、具合が悪くなる自分の症状が「パニック障害」という病気で、「心療内科か精神科に行き、薬を飲めば治る」と新聞で読んでから、
病院に行き処方された薬を服用していれば、パニック障害は治る!と思っていました。
よく、心の病で薬を飲んでいる人を「甘えてる!」「薬に頼っている!」「薬に依存している!」と言って責める人がいますが、本人は、薬に頼っているつもりはなく、薬を飲めば治る!と本当に思っている場合のほうが多いと思います。
ですので、腕の良い医師(パニック発作が起きなくなる薬を処方してくれる医師)に出会えば治る!と思っていましたし、
そのために、病院の評判を調べたり、薬のことを調べたりしていました。
結局、SSRIのルボックスという薬を飲んでいて、ひどい状態になりまして、肺炎になって入院しました。
その時の精神科医の態度、内科の医師からの助言により、
薬を飲んでいても、病気は治らないんだ!
ということに気づいてから、私の考え方がまったく変わりました。
それまでは病院と医師、薬の情報ばかり集めていましたが、それからは体のこと・心のこと・病気のことなどを勉強し始めました。
体を冷やしてはダメだ!とか、毒素を排出することが大事!とか、食の改善をするべき!とか。
考え方・心のもちようも勉強しましたが、心を変えるよりも、日頃の生活習慣を変えれば心は勝手に変わります。
やはり、1番は、自然治癒力というものを知ったことが大きかったと思います。
自然治癒力・免疫力・自律神経。
医師や薬ではなくて、病気を治すのは自分なんだ!ということに気づいたことが、パニック障害を克服するために必要なことだったと思います。