■内容■
2009年に放送された「NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる」と「クローズアップ現代 抗うつ薬の死角」に追加取材を加えて書き下ろされたもの。
抗うつ薬の投与が中心であったうつ病治療の常識が変わろうとしている。
が、多くの現場では、今も「不適切な治療」が続けられている。
感想
精神科・抗うつ薬の真実
精神科や抗うつ薬の問題点がわかりやすく説明されています。
専門家(精神科医)の方の解説もありますので、安心して読めます。
「抗うつ薬の投与は基本的に1種類」というのが国際的にも共通の大原則だそうで、2種類以上抗うつ薬を処方する多剤療法は日本独特の治療法だそうです。
うつ病治療について、今までとは違った視点を持つことができるでしょう。
総合得点
95点
うつ病に関わるすべての方へ。
常識は時代と共に変わります。
うつ病治療の常識も、時代と共に変わっていきます。
この本は、特に抗うつ薬について、さまざまな事例と共にその問題点を解説してくれています。
うつ病ではないのに(誤診)、抗うつ薬が処方されたことによる悲劇など・・・。
一読の価値あり!です。
おすすめの方
・うつ病の方
・パニック障害の方
・心の病の方
・抗うつ薬を飲んでいる方
・SSRIを飲んでいる方
・精神薬について情報が欲しい方
・どうしても、うつ病を治したい方
・家族にうつ病の人がいる方
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