先日、素晴らしい話を聞きました。
うつになると、「死にたい!」という気持ちが湧いてきますよね。
中には、リストカットをしてしまったり、ODといって精神薬を大量に服用してしまったりするかもしれません。
そうした人は、どうして、そう思ってしまうのでしょうか?
その答えとして、
風邪をひくと、熱が出る。
それと同じで、鬱になると、「死にたい!」と思うようになる。
と答えていた人がいました。
その通り!ですね。
風邪をひくと、咳が出ます。
自分で止められるものではありません。
熱も咳もくしゃみも、自分の意思とは別に、勝手に出てきてしまいます。
それと同じで、
うつ病になると、死にたい!という気持ちが勝手に湧き上がってきてしまいます。
そう考えると、
うつだから死にたい!と思ってしまっているだけなのに、本当に死んでしまったら大変ですから、
早めに病院に行って、適切な治療を受けることは大事なことですね。
適切な治療を受けることが出来た人は、2、3ヶ月で良くなる人もいるようです。
以前、どこかで見た話で、
うつなんて、甘え。
みんな同じ仕事をしているのに、ソイツだけうつになるなんてありえない。
と言った人がいたので、
花粉症なんて、甘え。
みんな同じ空気を吸ってるのに、ソイツだけ花粉症になるなんてありえない。
と言っていた人がいましたが、こちらも、まさにその通りですね。
完璧に風邪をひかない体にはなれないように、完璧にうつにならない心にはなれないのかもしれませんが、予防することは出来ますし、罹り始めたな…と思ったら早めに対処することもできます。
うつになることが悪いことではありません。
死にたい!と思うことは、風邪をひいた人が咳をするのと同じです。
上手な対処方法と予防策を身につければ良いのです。
次回は、7月29日(月)18時更新です。